外壁塗装でよくあるトラブルと対処法

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事例1 追加費用を請求された場合

外壁塗装業者のなかには、塗装代、足場代、そのほかのサービスを合わせたプランを用意しているところがあります。しかし、そのようなプランを契約した後に追加費用を請求されたというお客様もいるようです。こうしたトラブルにならないための対処法を紹介します。

まずは、事前に家屋・外壁を診断してもらうときに立ち会うことです。そうすることで、診断後に「外壁のここの部分に傷などがあったため追加費用が発生します」ということがいえなくなる効果があります。事前に業者が外壁をしっかり見た上でお見積もりを作成してもらたという事実を、一緒に確認しましょう。

もう1つは、お見積もりをもらうときにこれ以上費用が発生しないのかどうかを確認しておきましょう。どのような状況になると追加費用が発生するのか、必ず確認してから作業を開始してもらうようにしてください。万が一、追加費用が発生する場合は、必ずお客様に確認を取ってから工事をするようにしてもらいましょう。

事例2 すぐに塗装が剥がれ、サビが出た場合

せっかく外壁塗装をしてもらったのに、すぐに塗装が剥がれてしまった、サビが見られるというトラブルもありがちなものです。こうした品質に関するトラブルを避ける方法は、工事の品質に定評のある業者を選ぶことになるでしょう。

特に、下請け業者を使って作業するところはこうしたトラブルを起こす可能性が高くなるので注意が必要です。元請けの業者から提示された金額が安いため、下請けが手抜き工事を行うというのが実情だからです。

もう1つ、作業中に工事の様子をよく確認し、進捗状況について現場監督から報告を受けるようにすることが手抜き工事によるトラブルを防ぐための大きなポイントとなります。しっかりと3回に分けて塗りが行われているかどうか、塗装前の下準備に時間をかけてくれているかどうか、傷やひびが見つかったときの補修は行われているかなど確認しましょう。工事の作業を丁寧に行い、お客様とのコミュニケーションを重視する優良業者は、自らお客様に報告をしたり、写真を撮影し作業工程を確認してくれるものです。

事例3 近隣の住民からクレームがきた場合

外壁塗装の工事で起こるトラブルとして、近隣住民からのクレームというものがあります。その理由は、特に足場を組むときなどに騒音がひどい、塗料の臭いが気になるといったものがあります。ときには塗料がこちらの敷地に飛んできたということも…。このほか、そもそも工事をすることを前もって知らされていなかったいという苦情もあります。

こうしたご近所トラブルを防ぐために、きちんとした業者では事前に業者自らが近所の住宅に挨拶回りをしてから塗装作業を行います。工事の時間帯、工期などについても説明がされるはずです。近所からのクレームが気になるという場合は、業者の方にそうした近所への配慮を重ねてお願いすることが大事です。

どうしても近隣トラブルが起こるのが不安という人は、自分から説明しに行くこともいいかもしれません。簡素なものでも手土産を持参して一言挨拶に伺うと、印象もだいぶよくなるでしょう。

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